比咩の米 特別栽培米コシヒカリ
「比咩の米」は、霊峰白山のふもとの清らかな伏流水と昼夜の気温や寒暖差等の条件が整う限られた地域で厳格な栽培基準を守って作られたお米です。
管内で僅か700俵しか収穫できない「比咩の米」の大きな特徴はその食味で、炊き上がりに適度な粘りがありふっくらとしてお米本来の甘みと香りが感じられます。
その生産量から、市場にはなかなか出回らず売り切れてしまうことも多い「比咩の米」ですが、この機会にぜひ一度お召し上がりください。
■使用する農薬成分・化学肥料成分を抑えた特別栽培米です。
「比咩の米」は消費者へより安全安心なお米を届けるため、農薬成分・化学肥料成分を慣行栽培の5割以下に抑えたコシヒカリの特別栽培米です。
石川県特別栽培農産物認証を取得し、白山市産農林水産物ブランド認証を受けています。
■通常より2週間遅い5月15日以降に田植えを行います。
田植えの時期を遅らせることで、分げつが抑制され全体的な収穫量は減りますが高温障害による品質低下が軽減され未熟粒の少ない品質の良いお米が生産できます。
■白山麓の限定した地域で栽培しています。
おいしいお米づくりには昼夜の寒暖差や水や土壌などの環境が重要です。
山間部でのお米づくりは収穫量が低い反面おいしいお米が出来ることから、「比咩の米」は鳥越や吉野谷、鶴来の山麓付近に地域を限定して栽培しています。
このため、JA白山全体で生産者は数名、僅か700俵しか生産できない希少性高いお米です。
平成29年度石川県特別栽培農産物認証取得しました。
消費者ニーズが多様化し、農薬を減らすなどこだわった栽培方法による農産物を求める声が増加する中、農薬や化学肥料を通常の使用の5割以上減らした特別栽培の取り組みが増加し、農産物の付加価値を向上できるよう、また、他の競合品目との差別化を図るため、県による認証が求められていました。石川県ではこうした両者のニーズに応えるため、同時に環境に優しい生産方法による安全・安心な農産物の生産を推し進めるため、平成29年度より特別栽培農産物を認証する制度を立ち上げました。
JA白山では設立当初から、環境に優しい農業の持続的な発展を図るとともに、消費者の皆様に信頼される農産物をお届けしたいと考え、白山コシヒカリの特別栽培に取り組んできました。プライベートブランド商品の一つである『比咩の米』が石川県特別栽培農産物認証を取得したことはその大きな前進です。この『比咩の米』を末永くみなさまの食卓に届けることができますよう、引き続き取り組んで参ります。